あさがを通信技術はクレジットカードの危険性を指摘していました


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クレジットカードの危険性

 以下は、2002年8月に当サイトにて公開したものです。
 残念ながら、近年、我々の心配を上回るほどのカード犯罪が多発し、関係者もようやく重い腰を上げ、対策に乗り出したところです。国は法整備の見直し、銀行・クレジット会社はカードのICチップ導入・生態認証を取り入れ始めました。
 しかしながら、どれもまだまだ進歩過程です。これらの制度・システムが完備されるまでは、自らの財産は自ら守らねばなりません。以下の警告・対策をよくお読みになり、後で泣かないように、できることから始めましょう。  (2005年6月)


クレジットカードの危険性

 皆さん、銀行のキャッシュカードや、クレジットカード(以下カード)は何枚お持ちですか?
15枚?それは持ちすぎです。えっ?、ご存じない? それは大変危険です。


 というのも、今のカードの読み込み技術は30年以上前から、一歩も進歩していないのです。
想像してみてください。昭和40年代の技術を、そのまま今の世の中で使おうとすれば、どれほど安全性の低さを思い知らされるか。例えば、自動車、スポーツ用具、電気製品、災害対策(火事、台風、地震など)。
実際、カードの盗難、紛失や偽造などによる被害は年間300億円を超えています(平成12年)。


 大変便利なカードですが、管理をしっかりしておかないと、悪用される危険がいっぱいです。そんな、安全性の全くないカードを必要以上に多く持ったり、本人の知らないところで所有していたりが、どれほど危険かは、おわかりですね?


カードの悪用


 では、皆さんのカードが落としたり盗まれたりして、他人の手に渡った後、どのようにされるかを挙げてみましょう。
  1. 律儀な人なら交番へ届けるか、一緒に入っている連絡先を見て、連絡してくれるでしょう(拾われた場合のみ)。
  2. 「こんな物、役に立たない」と捨てられる。
  3. 一緒に入っていた身分を証明するものから、暗証番号を推測され、使われる。
  4. カードデータ解析機によって暗証番号を読みとられ、使われる。
  5. カードデータ解析機によって全磁気情報を読みとられ、全く同じデータの入ったカードを作られ、使われる。

 ここでいう、「使われる」とは現金を引き出されるか、商品を購入されクレジットに使われることです。
1.だった場合は、拾ってくれた方への感謝を忘れずに!
2.の場合はプラスマイナスゼロと諦めましょう。但し、捨てられた後、別の人に拾われ3.〜5.の憂き目にあう可能性もゼロではありません。



暗証番号の推測


 ここで、3.の場合が意外と多いのです。暗証番号を自分の誕生日や自宅の電話番号にしている人が結構多いものです。
 日本人の場合、この暗証番号の管理がかなり杜撰(ずさん)な人が多いものです。生年月日、電話番号など...。それ以外にも、会社の電話番号その他、カードと一緒に入れてある「何か」の番号をそのまま暗証番号にするのは大変危険です。

 先日、TVのある街頭インタビューで「あなたのカードの暗証番号は?」と聞かれ、何のためらいもなくベラベラ喋ってしまっている人が多いのには驚かされました。



スキミング


 さて、4. 5.に出てくるカードデータ解析機ですが、これは小売店等に設置されている、CAT(信用照会端末機)に特殊な装置を取り付けたもので、カードの磁気情報を読みとるものです。
特に5.は、データ的にには全く同じ偽のカードを作るもので、スキミングと呼ばれる方法です。近年急増しているカード犯罪の一つです。
平成12年のカード偽造による被害総額は140億円で、平成9年の10倍以上に上っています。

 上記は、盗まれた、あるいは拾われたカードの行く末の可能性を挙げたものですが、5.については、カードが犯人(共犯者)の手に渡った間に磁気情報を読みとられてしまうので、所有者が気がつかない内にスキミングされてしまいます。
「やられたっ!」と気がつくのはカード会社からの請求書を見てからなので、被害額は膨大です。
それでも、請求書や銀行の残高チェックを怠っていると、さらに被害は続くことになります。

 スキミングされるのは、クレジットの際に渡したカードを、一旦店の奥など皆さんの見えないところに持っていき、そこで読み取られたり、飲み屋などで背広やカバンを預けたときに、抜き取られ読み取られることが多いようです。
実際、カードは元のままなので、持ち主は全く気がつきません。というより、怪しみません。

 また、読み取り自体にかかる時間はほんの一瞬なので、ひどいのになるとレジで客の目を盗んで瞬時に解析機に通す、という荒技を使うところもあるそうです。



カード会社の対応


 銀行、及びクレジットカード会社等のカード発行者側の言い分は、「暗証番号の管理を含め、カードの管理は全て所有者の自己管理責任」とのことです。
カードを無くす、盗まれるのは勿論、暗証番号を推測されやすいものに設定した場合も所有者の責任、とのことです。
例えば、生年月日に設定したカードと免許証を一緒に入れた財布を落として、悪用された場合は、何の保証もしません、ということです。
30年以上も技術向上を怠っておいて、全く無責任な話です。
ある種のカードにはICチップを組み込んだものも出てきているようですが、技術開発をしている会社の話では、まだコストがかかるので、キャッシュカードやクレジットカードに使われるには現段階では難しいとのことでした。

 ただ、一部の銀行では、生年月日、電話番号を暗証番号として用いることは認めなくなってきました。とはいっても、ほとんどの銀行では、カードを無くしてから紛失届を出すまでの間に悪用された場合は、何も保証できないとのことです。
ちなみに、第一勧銀ではサードステージ(残高や自動引き落とし、融資額などで決められる)では保険があるとのこと。

 クレジットカード会社の多くは、盗難保険に加入していて、損害額は補償してくれるとのことです。皆さんのお持ちのカードや新しくカードを作るときは、一度確認しておいた方がいいかもしれません。



対 策


 ここまでお読みになれば、おのずと対策は見えてくるでしょう。
  1. むやみに多くのカードを作らない。
    「無料」という言葉につられて使いもしないカードを何枚も作っても、リスクが大きくなるだけで、何の意味もありません。せいぜい2〜3枚にしましょう。
  2. 暗証番号は、他人に推測されない番号に。
    暗証番号は「忘れない番号」にしておくのは必須ですが、かといって、他人が簡単に推測できるような身近すぎる(どこかに書いてある)番号も禁物です。そこにも書いてなくて忘れない番号!彼女(彼氏)や浮気相手の生年月日なんかどうでしょう?でも、別れてしまったり、ばれてしまった時には、変更する必要があるかもしれませんが...
  3. カードの処理は、レジなど皆さんの見ている前でやってもらうこと。特に飲食店などは要注意です。
  4. 飲食店などで、上着、カバンなどを預けるときは、カード類は取り出して自分で持つようにしましょう。実はスキミングが一番多いのは飲み屋なのです。
  5. カード会社からの請求書のチェックは忘れずに!。
    利用月に請求書の来ないカード会社は、脱会した方がいいでしょう。それが嫌なら、せめて銀行通帳の記帳(インターネットバンキングが出来るならインターネットでのチェック)をこまめに行い、不審な引き落としがあれば、即、カード会社に連絡しましょう。

 もし、カードがないのに気づいたら
 一刻も早く、カード会社(或いは銀行)に連絡して、利用を停止してもらいましょう。そのためにも、カード紛失の場合の窓口(今では、ほとんどの場合24時間対応)連絡先はしっかり管理しておきましょう。
また、被害額の補償の際、警察へ被害(紛失)届が条件になっていることが多いので、警察への連絡も忘れずに。


 ここで、自分がどういうカードを持っているのかしっかり把握していないと、無くしたことに気がつかない、なんてことにもなりますので、対策1.で書いたとおり、むやみにカードを作らないように。



 コードレスフォン、インターネットの例のように、便利になればなるほど、利用者の安全はないがしろにされてきます。
何年も利用者の安全性に背を向け続けているカード会社には、ぜひ猛省をして、改善を望みたいところですが、カード会社が無責任な態度を崩さない現状では、自分のことは自分で守るしか術はありません。
 本サイト来訪者の中から、カード犯罪の被害者が出ないことをお祈り申し上げます。

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