アンドロイド・スマホ

コンピュータがウィルスに感染して、大事な情報が外部に漏れる、というのは以前よりありました。最近では、誰もが持っているスマートフォンでの情報漏洩も問題化されつつあります。


 

以前、スマホが乗っ取られるアプリを紹介しましたが、アプリより恐いウイルス感染にも気をつけましょう。
スマホでのウィルス感染経路で多いのが、メール。開いただけで感染してしまうものもある様なので、不振なメールは開かない様にしましょう。
 
さらに、こんなものも出てきました。
Androidに極めて深刻な脆弱性、MMSで端末制御可能に

 Android搭載端末の電話番号さえ分かれば、不正なMMSメッセージを送り付けて被害者が知らないうちに端末を制御できてしまうという極めて深刻な脆弱性が報告された。Googleは修正のためのパッチをメーカーやキャリア向けに提供済みだが、ユーザーへの配信は各社に任されている。

= 中略 =

 問題のメッセージをユーザーが開いたり、リンクをクリックしたりしなくても、受信しただけで攻撃を実行される恐れがあるほか、攻撃者がメッセージを消去して痕跡を消し去ることも可能とされる。

= 中略 =

 ドレイク氏は4月にこの問題をGoogleに報告し、Googleは直ちに修正パッチをメーカーやキャリア向けに公開したという。

= 後略 =
7月28日(火)8時2分 ITmedia エンタープライズより

 一応、この件は、Google社が対応済みとなっているようではありますが、よくもまぁ、次から次へと、という感じではあります。
 まさにイタチごっこ。
 
 そして、これらの危険性の多くが、アンドロイド端末であると言うこと。
iPhoneやiPadに搭載されているiOSの場合は、

  • アプリはAppleの審査を通ったものだけ
  • OSの構造上、他のアプリの中に入って行きにくい

という理由などから、乗っ取られにくくはなっています。
勿論、絶対大丈夫という訳ではなく、脆弱性の報告はあります。
 
とはいえ、数の上では、やはりOSがアンドロイドのスマホやタブレットの方が、監視アプリやウィルスでの乗っ取り(情報漏洩)は多い様です。
 
情報漏洩だけに限らず、世の中に絶対安全なんてものは理想であって、何をするにも、実際は多かれ少なかれ危険が含まれるものですが、少しでも危険の確率の少ないものを選ぶことも心がけて欲しいものです。
 
ということで、特に理由がなければ、安全面だけを考えるとスマホはiPhoneを使われた方が無難ではあります。
(Applからお金をもらってる訳ではないですが(笑))
勿論、危険性が”少ない”、という意味合いですが。
 
もしアンドロイドのスマホを使う場合は、以前紹介した情報漏洩防止アプリなどを使われることをお勧めします。