統合失調症について、付け加えるべき大事な点
先日、ご紹介させていただいた「有病率、およそ1%の病気:統合失調症」について、もう少し詳しくお話しします・・・・
以前の記事で書かせていただいたとおり、この病気の大きな特徴は、妄想、幻覚、思考障害です。
考えていること、言っていることが混乱してくる(思考障害)のは、この妄想、幻覚から来るものと考えてもいいと思います。
未病の人間からは信じられないかも知れませんが、この妄想、幻覚というのは、「気のせい」とか「考えすぎ」というレベルではなく、本当に現実との境がないくらい、鮮明に現実のものとして感じられるものらしいのです。
未病の人間が現実世界のものとして感じている考えや、五感で感じていることと同じように・・・・
従って、有病者にしてみれば、妄想・幻覚で得た情報が、現実のことなのです。
そして、現実のこととして確信になってるが故に、病覚(病気という自覚)がないことが、この病気の特徴となっています。
「色々言う人いるけど、私は正常。病気なんかじゃない」
このように言う方がいらしたら、周りの方は注意して見守ってください。
また、この病気の治癒を困難にしているのが、この「病覚のなさ」とも言えるでしょう。
逆に、本人が気づいて(周りから気づかせて貰って)、病気を認識したら、もう半分直ったようなもの、と言ったら言い過ぎでしょうか?
「こんなこというと、病気?と思われないだろうか?」
「ひょっとして、私、おかしい?」
このように思われる方は、おそらく、まだ大丈夫です。
(大丈夫、というのは、必ずしも未病と言うことではないので、放っておいてはいけません)
仮に、この病気だとしても、かなり初期段階なので、治療すれば、確実によくなります。
どんな病気でもそうですが、早期に発見し治療すれば、それだけ簡単に治せます。
ですから、一人悩んでいるよりは、出来るだけ早く、しかるべき所(盗聴であれば、当社のような盗聴発見専門業者)に相談していただきたい、と切に願うばかりです。
それが、もう、我々の手では助けようがない有病者を多く見てきた者としての、せめての祈りです。
もっと、詳しく「統合失調症」について、知識を得たい方は、以下のサイトをご参照されることを、お勧めいたします。