盗聴被害妄想と放射能に過剰に怯える人たち
完全に論理破綻してしまっている、表題の方々。
幾つか共通点が見られます。
その中でも、特に特徴的な2点について考察してみます。
- 盗聴(放射能)の知識が不足している
- まず、盗聴されている(放射能汚染されている)という前提で、後から理屈付けを行っている
これは、どちらか一方の場合もあれば、両方の場合もあります。
今日は、前者について語りたいと思います。
まず、盗聴に関してですが
多くの方が、盗聴器(盗撮カメラ、あるいは盗聴・盗撮)全般について、間違った知識を持っている場合が多いです。
具体的な例は、当ブログ「よくある思い違い」の中で少しずつ紹介しています。
例えば、盗聴器らしき音がする、
外から盗撮カメラで家の中を透視されている、等々。
盗聴器の知識がある程度あれば、そんなことで怯える必要はないのに....
(もちろん盗聴器の可能性はありますが、調べて出て来ない場合に、そんなはずはない!と言うことはないと思います)
同様に、過剰に放射能に怯える方々も、同様な場合が多く見られます。
(勿論、楽観的になれと言うのではなく、正しい知識を勉強して、怖がるべきものとそうでないものをしっかり区別しなければいけません)
例えば、放射能はゼロでなければ人体に有毒だ
自然に浴びている放射線は安全だが、人工的に作られた放射能から出る放射線は危険だ
基準値(長期にわたり浴びたる摂取したら危険)以上の放射能を一時的にでも浴びたら、人体には有害だ
等々、数え上げたら切りがありません。
また、この様な謝った知識だけでなく、「知らない」ということが不安を助長することも確かです。
これは、被害妄想とか放射能に過剰に怯える人たちだけではありません。
私自身、詳しくない分野で、マイナスの情報があると不安になります。
私の知り合いで、自他共にPCに弱いという方が、「中古PCは何が入ってるかわからない、ある日突然暴走したり情報が漏れたりするかも知れない」と、ほとんど使わないPCなのに、新品にこだわる方がいらっしゃいます。HDDの完全フォーマットのことを説明しても、やはり怖いらしいです。
この様なことは、日常どこにでもあります。
ただ、それが、自分だけの不安にとどまらない場合があるのが、盗聴被害妄想と過剰な放射能恐怖です(勿論、他にもたくさんあるでしょうが)。
前者は、実際にはない盗聴器に怯え、時として、全く何もしていない他人に対し、あらぬ疑いをかけ、相手の方、相談された方々に多大な迷惑被害がかかることがあります。
放射能の場合は、本人、およびご家族には余計なストレスがかかり、第三者に対しては「放射能差別」が行われることもしばしば....
この様な間違った知識で、乏しい知識で、多くの不幸が降りかかってくることが少しでもなくなる様、これからも、活動していきたいと思います。
前述の、共通点の後者については、また後日考察してみようと思います。