正義のヒーロー/BATMAN?
いよいよ確定申告という時期。パソコンに入っているデータを利用すれば、申告用紙はすぐにできる、と思っていたら、データの入っていたハードディスクが壊れてしまいました。前回バックアップは昨年の9月。とりあえず、新しいハードディスクを購入し、以降のデータを全て再打ち込み、と思っていたら、そのパソコン内部に水をこぼしてしまい...ハードディスクだけでなく、パソコン自体が電源すら入らなくなってしまいました。
また、川崎ではパソコンの処分は市が無料とやっているということで、部屋には親戚から引き取ったパソコン、周辺機器の山が...
通信傍受対策技士の資格認定試験も近づくというのに、勉強にも手がつけられません。
そんな折、届いた配達通知証明付の封筒。
このバタバタしている時に!と封を開けると、目に飛び込んでくる「警告文」という文字。その形式的な文書を読み進んでいくと、「2週間以内に batmansc.comというドメイン廃止、BATMANという名称を営業に使うな、と誓約書、謝罪文を提出せよ」とのこと。漫画/映画のヒーロー BATMANの著作権者の日本の代理人からのものでありました。
まさに寝耳に水。さらに「貴殿は不正の利益を得る目的又は当社に損害を加える目的で前記ドメイン・ネームを取得・保有・使用していると考えざるを得ません」ときたもんだ。何も、映画のBATMANをイメージしてつけた名前ではないのに...。なんとケツの穴の小さい!!!正義のヒーローが聞いて呆れるぜい!!
しかし、ケツの穴の大小は、法律の前には関係ありません。また、そんなことで争うほど、当方に時間的経済的に余裕はありません。幸い、日本での代理人が、米国(原告?)と当方(被告?)の間に入り、第三者的にいろいろアドバイスしてくれたおかげで、即刻、新名称へ変更の準備を始めることができました。
BATMANという名称はあさがを通信技術は語るで述べたとおりで、BATMANでなければならない理由はないのですが、始めたばかりの頃ならいざしらず、幸か不幸か、「盗聴器調査のBATMAN」が関係各位に浸透しつつある時です。これまでの営業がまったく無になってしまいます。
そこで、BAT(こうもり)という単語を残したまま、新名称を考えたのですが、どれもしっくり来ません。とある知人に相談したところ、「いっそ、ひまわりとか朝顔にしたら」とふざけた返答。しかし、後で考えたら、それもいいな、と「あさがを通信技術」に決定いたしました。
それにしても、映画の中では正義のヒーローも、実はただの弱いものいじめでした、と痛感。