メーカー公称スペック値
我々あさがを通信技術で使用する機材は、極力、実証実験を行うようにしています。当たり前の話しですが “見つけられない機材”で調査することほど、意味のないことはありません。さらに必要な場合は、専門の測定器で測定します。測定器(調査機材)を測定するわけです。すると、モノによっては、メーカー公称のスペック値と驚くほど違った結果が出るモノがあります。「カネ返せ!」と言いたくなるようなモノもあります。
一部アジアの某国のように、ニセ物がまかり通る様な国で作られたモノならいざ知らず、とある送受信機(盗聴器ではありません)などを専門に作っている方のお話しでは、国産有名メーカーのモノでも、結構そういうことはあるそうです。
ちなみに、アメリカ製のアンテナも測定してみました。アンテナ自体に1GHz−6GHzとプリントしてありましたが、実際にはunderは2GHからしかアンテナとしての性能は出ていませんでした。
まぁ、車の10モード燃費なども、実際その燃費で走れるかというと、そのようなことはなく、また皆、そんなことは承知の上で、車に乗っているので、調査機材についてもメーカー公称値を鵜呑みにする方が愚かなのかもしれません。
ところが、先日入手した台湾製の非売品の2.4GHz用アンテナは素晴らしかった。非売品なのでカタログ値も無いのですが、意外とこれが使えるのです。秋葉原で購入した無線LAN用アンテナ(やはり2.4GHz用)より遙かに高性能。せっかく購入した後者のアンテナはお蔵入りとなってしまいました(実はあさがを通信技術には、このような買ってはみたけど結局使えなかった、という機材がゴロゴロしています)。